【2021年】「 浦川漁協 」の方に聞く鮎釣りスポット情報

山いき活動

静岡県浜松市天竜区佐久間町の「 浦川漁協 」が管理する、大千瀬川(おおちせがわ)、相川(あいかわ)では、2021年6月5日(土)に鮎釣りが解禁されます。解禁前に、今年の鮎釣り情報を伺ってきました。

2022年の最新情報に関しては、こちらをご覧下さい。

浦川漁協 2021年(令和3年)の鮎の稚魚放流情報

2021年は4月下旬から5月上旬にかけて計8日間放流を行っており、トータルでは約2,177キロの鮎を放流しています。産地別の稚魚と、具体的な放流量は以下になります。

琵琶湖産の稚魚(琵琶湖で獲れた稚魚を育てたもの)620 kg 
海産馴致の稚魚(海で獲れた稚魚を育てたもの)860 kg
人工産の稚魚(孵化させた卵を育てたもの)860 kg
天竜河口産の稚魚(天竜川の下流域で獲れた稚魚) 37 kg

天竜河口産の稚魚は、海から天竜川に遡上してきた鮎を捕まえたものなので、天然の鮎に近いものとなります。この稚魚は約1.5g程度と小さめで、大きくなるのは8月頃になるのではないかということでした。他の3つの産地は約10g程度の稚魚を放流しています。

また、河川別の稚魚の放流量は以下になります。

大千瀬川約1567kg
相川約610kg

入漁券の料金と販売所について

解禁日2021年6月5日(土)
入漁券料金(1日券)2,000円 (女性1,000円)
※入漁券を所持せずに入川された場合には追加で500円

入漁券・おとり鮎の販売所 ※おとり鮎の料金は各販売店にご確認をお願いします。

豆こぼし販売店053-965-0811
桃井販売店053-967-2702
イチムラ販売店090-4219-4053
せせらぎ荘(大下勝)053-967-2723

鮎釣りを楽しんで頂くために。。 浦川漁協 からの3つのお願い

  1. 入漁券は釣りを始める前の事前購入をお願いしています。入漁券は日にち毎に3色(赤、青、黄)あります。※入漁券を所持せずに入川された場合には、通常の入漁券の料金に加えて、追加で500円を監視員にお支払い頂きます。ご注意ください。
  2. 昨今の感染症対策の予防のため、販売所で入漁券を購入される際にはマスクの着用をお願いしています。
  3. 浦川漁協が管理する河川では鮎釣りの年間パスの販売は行っていないため、釣りをされる際には、その都度、入漁券の購入をお願いしています。※年間パスがない代わりに、その年の入漁券を10枚集めたら、1日分の入漁券をサービスをしています。
浦川漁協 の1日入漁券

鮎はどんな日に釣れやすいのか ?

あゆ釣りに適した水温は18−23度程度といわれています。そのため、水温の高くなる真夏の時期は早朝や午後3時以降の方が釣れやすいです。また、天気は爽やかな晴れの陽気よりも、少し雲があるような蒸し暑い陽気の方が釣れやすいです。また、水面に人の影が写らない場所の方が釣れやすいです。2020年に鮎がよく釣れたという声を耳にしたのは、小田敷やマワタリというエリアだったそうです。鮎釣りには、川の状態が深く関係しているため、大雨が降った翌日など、川が濁っていると釣れにくく、反対に川が澄んだ状態にあると釣れやすいそうです。

以上が浦川漁協の方に伺った鮎の情報です。

今年の鮎を放流した時の事は、リンクの記事にまとめています。読んでいただけると嬉しいです。

浦川漁協の方と鮎の放流
浜松市天竜区佐久間町で行った鮎の放流についての記事です。放流した地点や鮎の生態、釣り方、食べ方などについても書いています。

良かったら今年の鮎釣りの参考にしてみてください。

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